父島(小笠原諸島) 旅行・観光ガイド ブログ
父島 南島・ハートロック・巽湾・初寝浦
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南島へ向かう
父島を反時計回りに周遊するパパヤマリンスポーツさんのツアーに参加しました。
パパヤさんには何度かお世話になりましたが、大型高速艇「Miss PAPAYA」の乗り心地はなかなか良いです。キャビンもありますが、後部に座って海風を受けるのがお気に入り。二階席もあります。
まずは、景勝地として人気のスポット、南島です。
私が訪れた時期は、ちょうど入島禁止期間で、船を接岸しての上陸は禁止。例外的に、扇池から泳いでの上陸が認められているため、扇池に向かいます。
来る者を寄せ付けないような高い崖に囲まれた南島。ようやく扇池に抜ける大穴に到着しました。なるほど、ここから泳いで上陸するわけですか。
と、ここでパパヤのガイドさんが、「波が高くて危険なため、上陸は中止です」とのご判断。まあ危険なのであれば仕方ないですね。ということで、南島はスルーして次へ。
ちなみに、上陸禁止期間で無ければ、「鮫池」という場所から徒歩での上陸が可能です。こちらは、泳がなくて良いので濡れません。
ハートロック(千尋岩)
残念ながら、南島は上陸できませんでしたが、気を取り直して、次はハートロック(千尋岩)です。
- 南島を離れる。
飛磯崎を過ぎると、徐々に、ハート型の奇妙な岩が見えてきます。
自然の造形とは思えない、良くできたハート型。そしてなぜかそこだけピンク色。しかし、近づくと大きさはそれなりで、岩というより山ですね。
ハートロックに登るツアーもあるらしいですが、「あそこに登っても、(ハート型かどうか)分からない」と言っていました。眺めは良いそうです。
巽湾・初寝浦
ハートロックを通り過ぎると、父島の東側です。
まずは、巽湾と呼ばれる場所です。
この辺りは未開の地で、一応登山ルートは確保されつつも、かなり熟練した人でないと危険だそうです。
巽湾の入口にある巽島は、無人島です。
- 巽湾の入口にある巽島。
続いて、初寝浦海岸。江戸幕府の命令で父島に来島した調査団が「初めて寝た」海岸ということで、その名が付いたそうです。
- 初寝浦は山に囲まれた海岸で、都道から歩道が整備されている。
初寝浦へは、一応、遊歩道が整備されているらしいのですが、かなり高低差があり、険しい山道だそうです。よほどの物好きで無ければ、普通は避ける場所だと思います。
- 初寝浦を通過し、兄島方面へ向かう。
父島からは割と距離がありますが、東島も見えます。
兄島が見えてきたところで、船は左へ方向を変えます。この先は、兄島瀬戸になります。
- 探索日
- 2012/11/20 - 25
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