太子駅と吾妻線太子支線 旅行・観光ガイド ブログ

六合村の村営バスと中沢集落

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バスで太子に向かう

吾妻の山々
秘境を思わせる神秘的な山々。

長野原駅から太子方面へ、六合村の村営バスが出ています。ただ、一日3~4往復の運行なので、行き・帰り両方乗る訳にはいきません。

元々、太子まで歩いて、帰りにバスを利用しようかと思っていましたが、予定を変更し、14時40分のバスで太子に向かうことにしました。

従って、これ以降は、太子から長野原へ徒歩で帰る際に撮影した写真を、実際とは逆順に掲載し、長野原→太子のレポートとします。

長野原駅のバスターミナル

長野原草津口駅のバス停
長野原草津口のバスターミナル。

長野原駅は、草津温泉へ向かうバスの拠点となっています。その中で、ごく少数派ではありますが、六合村へ向かうバスの乗り場があります。

花敷温泉行きのバス
六合村の村営バスが到着。

六合村の花敷温泉行きバスは、プラットホーム端の小さな乗り場から発車します。車両は小型のマイクロバスで、乗車の際、運転手に行き先を告げます。車内に降車を知らせるボタンなどは無いため、運転手が事前に目的地を聞いて回る仕組みのようです。

村営バスの車内
運転手に行き先を告げます。

「何を見に行くの?」「温泉にご一泊ですか?」などと、フレンドリーに話し掛けられて、六合村の観光ガイドを頂きました。草津行きバスと違って利用者が少ないので、緩い雰囲気です。

崖の上の廃線跡
先ほど通った廃線跡が見えます。
広瀬バス停
広瀬停留所から六合村に入ります。

封鎖されたトンネル出口

トンネルの反対側に回り込んだ
長野原側から数えて3つ目のトンネルの出口。

封鎖区間の端にあるトンネルです。長野原側から数えて3つ目のトンネルになります。このトンネルは、内部が埋められていて、通り抜けることはできませんが、迂回路があるようです。

有刺鉄線で塞がれた入口
こちらのトンネルも封鎖されていました。

写真は、太子側の出口になります。厳重な有刺鉄線で封鎖されており、内部を覗くと、何となく壁があるように感じます。崩落があったのでしょうか…。

トンネル内部の様子
中を覗くと、埋められているのがわかります。

歩鉄の達人氏のレポート によると、トンネル脇の獣道を沢伝いに歩いて行くと、反対側の出口まで抜けられるそうです。

トンネルの迂回路
トンネル脇の林の中を抜けると、迂回可能とのこと。

国道に合流する

支線跡の盛り土
盛り土の上を細い道が通っていきます。
下沢地区の集落
住宅地の間を抜ける線路跡。
山道との合流点
ここで山の上の方から来た道が合流。

トンネルを抜けた線路は、緩やかなカーブを描いて出立橋の方に向かいます。単線の線路跡をそのまま道路に転用したような、細い道が続いていました。

国道との合流点
出立橋付近で国道に合流します。

線路跡は、出立橋バス停付近で一旦合流します。その後、中沢バス停手前で、右方向に逸れていきます。

中沢停留所前の交差店
中沢バス停手前で右に逸れます。

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探索日
2010/03/06

このレポートには、さば柄氏からご提供いただいた写真が含まれています。

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