チェコ鉄道の旅 旅行・観光ガイド ブログ
ベネショフに行く
このレポートの別ページへ
“ありの木ならでは”の高品質な写真素材を販売中!詳しくはこちら
ベネショフのコノピシュチェ城
ベネショフ(Benešov)には、コノピシュチェ(Konopiště)城という城があります。街中に建てられた要塞ではなく、山の中にひっそりと佇むいわゆる別荘で、一帯は公園のように整備されています。
プラハ方面に引き返す
ターボル駅から、プラハ本駅(Praha hlavní nádraží)行きの特別快速で1時間程度、Benešov u Prahy で下車します。途中の停車駅は、Olbramovice です。プラハからも約1時間なので、ちょうどターボルとの中間に位置しているといえますね。
Benešov u Prahy は、ベネショフ市の中心駅。ベネショフは小さな町で、駅前にもほとんど人影は無く、ひっそりと静まりかえっていました。
コノピシュチェ城まで歩く
ベネショフ駅から歩いてコノピシュチェ城を目指します。駅を出て右手には、バスターミナルがあり、ここからコノピシュチェ城までバスが出ていますが、歩いて周囲の風景を楽しむのもいいものです。
駅を出たら左へ、線路沿いをプラハ方面へ歩くと、道路と線路が立体交差になっているので、線路を越して行きます。そのまま道なりに住宅地を抜けていくと、右手にダノンの工場が見えます。高速道路の高架をくぐるとすぐ、右手に小麦畑・左手に森林という風景が広がります。しばらく歩くと、今度は突然森の中に入り、若干不安な気分になりますが、やがて広い駐車場とお土産屋さんが見えるので、ここが城の入り口だとわかります。
入り口には敷地内の地図が設置されているので、ここまで来れば迷わないと思います。左手に見える山道を登っていくと、やがて城が見えてきます。
駅からの所要時間は、麓の駐車場まで30分程度、城の建物までだと45分程度をみておくと良いと思います。
駅からの歩行者は少ないのですが、車で来る人が多いのか駐車場は賑わっています。場所柄、地元の人の公園と化しているようで、子どもや犬を連れて遊びに来ている若い家族を多く見かけました。庭園や湖などがきれいに整備されていて、周囲を歩いているだけでも気持ち良かったです。
ガイドツアーを予約すれば城内見学も可能ですが、私が行った時には、1時間後まで空きが無かったので諦めました。
- 探索日
- 2009/07/25 - 30
- このレポートの目次