チェコ鉄道の旅 旅行・観光ガイド ブログ
ターボルに行く
このレポートの別ページへ
“ありの木ならでは”の高品質な写真素材を販売中!詳しくはこちら
15世紀の要塞都市
ターボル(Tábor)は、15世紀に軍事拠点として建設された要塞都市です。旧市街地は、軍事都市の名残で、路地が複雑に入り組んでいて、迷路のような街づくりが為されています。
特別快速に乗る
プラハ本駅から、チェスケー・ブジェヨヴィツェ(České-Budějovice)行きの特別快速で2時間程度。途中の停車駅は、Praha-Vršovice、Čerčany、Benešov u Prahy、Olbramovice の4駅です。ただし、列車によっては、Čerčanyを通過する場合があります。
特別快速は、全席コンパートメント(個室)。ほとんどが二等車両で、普通の切符で乗車できます。個室に先客がいる場合でも、一言挨拶して中に入れば、たいてい挨拶を返してくれて、問題なく座れます。ただし、指定席の予約が入っている席には札が付いていて、そこには座れません。
車内は狭いので、スーツケースなどを持って入ると迷惑になるかもしれませんね。
ターボル駅
ターボル駅はターボル市の中心駅で、ローカル線に乗り換えも可能です。ホームには気動車が停まっていて、乗り換え客を待っていました。
ホームや駅舎は、最近改築したのかとてもきれいです。駅に到着した列車はここで数分間停車し、貨物室から郵便物(?)を取り出していました。
ターボルの町並み
ターボルの駅から旧市街地までは、歩いて20分程度。旧市街は狭いので、短時間で歩き回れます。ただ、現在のターボルは工場も多く、市街地は広範囲に及びます。旧市街を一歩出て、観光地とは違った面を覗いてみるのも旅の醍醐味ではないでしょうか。
旧市街の中心に建つ教会は、塔が一般にも開放されていて、お金を払えば登ることができます。ターボルの町並みを眺めるには、一番良い場所だと思います。
- 探索日
- 2009/07/25 - 30
- このレポートの目次