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野辺山駅(八ヶ岳高原線)

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八ヶ岳を登る

大曲での撮影を終え、いよいよ小海線に乗車します。最初の目的地は、野辺山駅です。

小淵沢駅を出発すると、早速先ほどのカーブで方向を変え、八ヶ岳の東麓をぐんぐん登っていきます。

小淵沢駅の駅名標
小淵沢の駅名標。
小海線に乗車
小海線に乗車。
小淵沢駅を発車した直後の車両
小淵沢を出発した小海線。

甲斐小泉駅は、美術館などがある観光地で、休日の日中は賑わうようです。また、2駅隣の清里駅は、清里高原の中心駅であり、周辺は観光開発が進んでいます。この辺りは、中央本線の特急で、東京へのアクセスも良く、別荘地として人気があるようです。

甲斐小泉~甲斐大泉間の車窓
八ヶ岳の東麓をぐんぐん登っていきます。

途中、鹿が線路を横切って、列車が急停車する場面があり、小海線が山深いところを走っているのだと実感させられました。

野辺山付近を走る小海線
野辺山駅まであと少し。
高原に差し掛かった小海線
ようやく坂を登り切りました。

観光地の清里駅を過ぎると、長野県に入り、JR鉄道最高地点を通過します。周囲が高原の風景になってくると、間もなく野辺山駅に到着です。

野辺山駅

野辺山の駅名標

野辺山駅は、JRの駅としては最高の標高1,345mに位置し、これを超える駅は、立山黒部アルペンルートのトロリーバス、及びケーブルカーの駅のみとのこと。つまり、普通にレールの上を走る鉄道の駅としては、ここが最高地点だということですね。

野辺山駅の駅舎
野辺山に到着。
野辺山駅の駅舎
野辺山は、JRで最も高所にある駅。

観光地らしく、駅舎はお洒落で立派な建物。駅の入口には、「JR最高駅」の看板があり、記念撮影のスポットとなっています。

駅周辺には、土産物店と軽食屋が数軒あります。駅に隣接して観光案内所もあります。

野辺山駅の駅前・観光案内所
駅舎の隣に観光案内所がある。

野辺山駅前の「銀河公園」には、かつて小海線を走っていたSL「C56」が展示されていて、誰でも近付いて鑑賞できます。

野辺山駅前の蒸気機関車
野辺山駅前の銀河公園に蒸気機関車が展示されていた。
小型蒸気機関車「C56-96」
かつて小海線を走っていたC56蒸気機関車。

昼食は、駅前の軽食店でカレーを食べました。その後、駅の隣の観光案内所でレンタサイクルを借り、高原散策へと出掛けました。

野辺山駅 カレー
駅前の軽食店で昼食。

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探索日
2009/08/28

このレポートには、nokinoshi氏からご提供いただいた写真が含まれています。

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