nasneを買った(使用感レビュー)

nasneを買った(使用感レビュー)

かなり今更感が強いのですが、最近「nasne」を買ったので、使ってみての所感をいくつか書いていきます。

nasne 買った 使用方法・レビュー
nasneを買った。

元々、PlayStationの周辺機器だと思い込んでいたので、プレステを持っていない私には縁がないと思っていました。が、よくよく調べてみると、nasneを使うのにプレステは必要ないということが分かりました。なんとなく、テレビの録画機欲しいなぁと思いつつ、3~4万円のHDDレコーダにはちょっと手が出なかったりしましたが、nasneの価格は2万円前後でお手頃だったのも、購入を決めた理由です。

nasne 設置例 寸法 レビュー
nasneを配線して設置した状態。

最近のHDDレコーダ事情は知りませんが、nasneは極めてネットワーク志向の強いHDDレコーダです。

まず、本体に録画機としてのユーザインターフェイスを持っていません。このため、録画や再生は、プレステなど外部機器から操作することになるのですが、スマホやタブレットのアプリからでも操作可能なため、プレステは必須ではありません。

録画した番組は、スマホやタブレットに取り込んで、外で視聴することが前提です。その名の通り、nesne自体がNASとして動作するため、おそらく通常のHDDレコーダよりも、ネットワークとの親和性が高いのだと思います。事前にコピーして再生することはもちろん、外出先からモバイル回線でnasneに接続し、ストリーミングで再生することも可能です。

録画機能が動作していない時は、スマホやタブレットから自分のnasneにアクセスして、テレビのようにチャンネルを切り替えながら、番組の視聴が可能です。この機能により、お風呂にNexus7(初代)を持ち込んで「お風呂でテレビ視聴」が実現できました。また、外出先からモバイル回線で自宅のnasneにアクセスしてテレビを視聴することも可能です。ワンセグよりも高画質なのと、地方に行っても首都圏の番組が見れるのが気に入っています。

nasne BRAVIA(ブラビア)連携 レビュー
テレビを同一ネットワークに接続するとnasneを自動検出した。

あと、使ってみて分かったのが、実は再生だけならテレビ単体でも可能だったこと。正しくいうと、DLNAクライアント機能を持つテレビ(最近の機種ならほぼ搭載しています)であれば、nasneと同じネットワークに接続するだけで、nasne内の録画番組を再生できるんです。

nasne DLNAクライアント 連携 レビュー
設定不要でテレビ側から再生できた。

もともと家には2009年製のBRAVIAがあり、何の設定もしていませんが、nasneの存在を検知してくれました。ただ、古い機種であるためか、録画モードが「3倍(標準)」だと再生できませんでした。テレビ側に対応するコーデックが無いようです。「DR(高画質)」で録画すれば問題なく再生できました。

なお、最近のBRAVIAには、「nasne対応」を謳った機種もあります。そのような機種であれば、BRAVIA側の番組表から直接録画予約を入れることもできるようです。

「テレビから直接視聴」は全然期待してなかった機能だけに、スムーズに連携できたことに驚きました。結局、録画した番組はテレビで見ることが多くなってます。これができるなら、もう3、4万円もする高価なHDDレコーダは要りませんね。

結論として、nesne買ってよかったです。むしろ、もっと早く買うべきだったかもしれません。使い方に若干クセがありますが、安価に録画環境を構築したい人には最適なデバイスだと思います。

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投稿日時

2016年05月21日


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