北総線 観光スポット 旅行・観光ガイド ブログ
小室駅・小室団地(スーパー・商店街)・パウナガル・廃道
一本の橋で行き来する駅
小室駅で下車し、周辺を歩いてみました。
この辺りは、広大な堀割の中を北総線が走ります。一帯の有り余る土地は、元々千葉県営鉄道や成田新幹線の建設用地として確保されたものでしたが、どちらも計画が頓挫し、異様な空き地となって遺されています。
また、北総線と並行して北千葉道路が通っていることもあり、束になった道路と線路用地が、南北の流れを遮る形で、街を大きく分断しています。
駅に通じる陸橋が北側にしか無いこともあり、駅の南側が意外と遠いです。南側は未開発で、手付かずの森林が広範囲に残っていました。
伸び悩むニュータウン
小室団地は、小室駅前に広がる大規模な団地です。
駅前は寂れた様子で、人通りもほとんどありません。駅前には、かつてスーパーマーケットがあったようですが、現在は撤退し、無惨な廃店舗が遺っているだけでした。
休日の昼間だというのに、駅前商店街に人通りは無く、シャッター街と化していました。そんな中、インド料理店「パウナガル」が営業していたので、そこで昼食にしました。
店員はネパール人で、聞くと家族で経営しているとのこと。とてもフレンドリーに話し掛けてきて、料理の辛さなど、日本人向けに調節してくれました。
成田スカイアクセス線の開業を見越して、ここに店を構えたのでしょうか。
謎の構造物
小室駅を出たところに、謎の廃道があります。立体交差しながら国道16号に合流していく割と大規模な構造物ですが、道が途切れ、一部は草木で覆われています。
一時期使われていたのか、作ってみたものの、途中で頓挫して放置されたのかは不明です。
- 探索日
- 2010/10/17