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ThinkPad 8 レビュー
ThinkPad 8 レビュー
今年2月に発売されたレノボの「Thinkpad 8」ですが、発表後すぐに予約して入手しました。ただ、元々VAIO Pを愛用していたこともあって、買ったはいいけどなかなかWindowsタブレットに移行できない日々が続いていました。(つい最近まで、家でTwitterのTLを眺めるだけの端末でした…)
Thinkpad 8をご存じない方のために説明すると、Thinkpad 8は、昨年から続々と登場している「8インチWindowsタブレット」のジャンルで、上位機種に分類されるタブレットです。いわゆる「フルのWindows」が動き、Officeが標準で付属している点は、他の8インチ機種と同様。Thinkpad 8ではさらに、1920x1200の高密度ディスプレイ、上位CPU、USB 3.0、HDMI出力端子といった贅沢な構成になっています。
最近になって、やっぱりVAIO Pだとパワー不足が否めないので、ようやくThinkpad 8に移行しつつあります。
旅行先で一眼のRAW現像をしたり、原寸サイズの写真データを整理したりするのに、Thinkpad 8だと十分なパフォーマンスを発揮してくれます。この辺りは、本当に優秀なCPUだなぁと思うところです。この薄い筐体で、難なくRAW現像ができるのには驚きました。また、解像度が非常に高いため、写真の選別や本格的なデザイン作業にも使えます。
ただ、普通に生産的な作業をしようとすると「キーボードが欲しい」「トラックパッドも欲しい」と感じるようになり、結局のところ、そもそもタブレットである必要があるのか?という疑問に行き着きます。
WindowsというOSが、タップ入力をほとんど考慮していないUIのため、そういうイライラが募ってくるのだと思います。
結局、キーボードとトラックポイントが一体になった「ThinkPad Tablet 2 Bluetooth キーボード」を購入しました。これ、本来はThinkPad Tablet2という10インチタブレットの専用キーボードなんですが、接続がBluetoothなのと、スタンドが立て掛けるだけの簡易な機構なので、汎用的に使えます。
価格は1万円と高価ですが、スタンドとマウス入力が一体になったキーボードが他に無く、貴重な存在だと思います。これ一つで、タブレットがノートPCに化けます。
難点は、10インチ用なので、幅が余ってしまい、8インチの取り回しの良さを犠牲にしてしまう点です。また、本体を固定する機構が無いので、VAIO Pでは可能だった、通勤電車で立ったまま使用するといったハードな使い方ができないのも弱点です。
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さて、いろいろと書きましたが、つまり「VAIO Pが最強のモバイルPCだった」というのが、いま改めて思う結論ですね。
どこかのメーカーで、8インチのノートPC作ってくれませんかね。700グラムくらいの。
- 投稿日時
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2014年06月07日
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