ドリームページを使ってみた

ドリームページを使ってみた

探索関係の写真が結構溜まってきたので、「ドリームページ」というサービスを利用して、フォトブックを作ってみました。「ドリームページ(DreamPages)」は、自分の撮った写真を並べて、オリジナルのフォトブックが作れるサービス。PC上から自分で写真を並べていくので、レイアウトの自由度が高いのが特徴。

ドリームページの梱包
メール便で直接届きます。

編集画面はFlashベースのRIAで、全ての作業がブラウザ上で完結します。ツールとしては非常に良くできていて、ネイティブアプリと比べても遜色ない機能が提供されています。

スタンダード・プラスの装丁
ハードカバーで頼むと本格的な製本。
背表紙のつくり
ケースも付属してつくりも丁寧です。

ただ、全体的にツールっぽいというか、アドビっぽいというか(笑)。iPhone全盛の時代に流行るのかなこれ、という印象は拭えません。

良くいえば、こだわりを持った玄人向け。悪くいえば、暇なマニア向け…といった感じでしょうか。

40ページもあれば、写真を並べるだけで相当な時間が掛かります。一つひとつキャプションを書くと丸一日掛かる規模です。

毎日細切れに作業してもらえるような、飽きさせない場の演出とか、闇雲に並べさせるのではなく、ある程度ページネーションを作ってあげるとか、苦労を苦労と思わせない工夫が必要だと感じました。

機能面で細かい不満を言うと、まず、見出しが付けられないこと。40ページ規模だと章割りしたくなってくるんですが、キャプションと異なる書体で文字を入れることはできないようです。写真自体に文字を入れておくとか、文字だけのページを挟むとか、裏技を駆使する必要があります。

あと、これは完成品が届いてから気付いたことですが、デフォルトの文字サイズ(中)がでかいです。絵本みたいな大きさ。私の感覚では、小が適正サイズな気がします。

写真の画質1
デジカメのノイズが気になる程の精細画質。
写真の画質2
やはり、一眼レベルの画質が欲しいところ。

いろいろ不満は並べましたが、ある程度の自由度をもって製本してくれる点で、非常にありがたいサービス。納品も早いです。

特に、PCに疎い母親や祖父母には、画面で見せるよりも本にした方が効果的でした。一つの伝達手段として、フォトブックという選択肢もあって良いかなと思います。

なお、作成したデータはギャラリーに公開されていますので、良かったらどうぞ

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投稿日時

2011年07月01日


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