顎関節症 (関節円板前方転位)

顎関節症 (関節円板前方転位)

一昨年のある日、突然口が開かなくなり、それ以来、顎関節症に悩まされています。具体的な症状としては、左顎関節がロックされた状態で、一定以上開きません。このため、食事や歯磨きに支障が出ています。

右顎のMR写真
正常な状態の右顎関節。

当初、自宅近くにあった相模原協同病院に通院していましたが、引っ越しに伴い、関東労災病院に移りました。両病院とも、この2年間、マウスピースによる治療を推奨してきました。しかし、今も治療の成果は出ていません。

MRI撮影を受け、「関節円板前方転位」と診断されました。顎関節に被さるように位置している「関節円板」という部位が前方にズレ落ち、関節の動きを阻む形で留まっている状態とのことです。こちらのサイトの図が分かりやすかったです。

左右顎関節の比較
左右の比較です。左顎関節が正常に動いていません。

関節円板は、一度ズレ落ちてしまうと、自然に同じ位置に戻ることは無いそうです。マウスピースによる治療も、現時点で効果が出ていない以上、今後も改善する見込みは薄いでしょう。

このまま放置することについては、様々な考え方があり、私自身何が正しいのか分かりません。

人間の回避能力により、口は徐々に開くようになってきましたが、これは、顎を左右にずらし、邪魔をしている関節円板を回避しているに過ぎません。この状態が続けば、反対側の顎関節にも負担が掛かり続け、将来、同じ症状に見舞われる可能性もあります。

担当医師の当面の結論として、局所麻酔によって物理的な治療をしないと、改善が見込めないとのこと。そして、関東労災病院では治療の実績が無いため、大学病院に行って欲しいとのことでした。

顔面麻酔には様々リスクがあるようですが、とりあえず今は、治る方法があれば何でも、という気持ちでしょうか…。

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投稿日時

2011年06月15日


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