道志みち(鮑子・前戸・青野原) 旅行・観光ガイド ブログ

道志川の絶景ポイント・津久井の秘境

河原へ下る道

イノシシの罠を注意する看板
この脇の道を下っていきます。

獣道は意外と長く、複雑に枝分かれしていました。地形的に、すぐ下を道志川が流れていることは想像できましたが、なかなか崖を降りることができません。

河原へ続く山道
山道を歩いていきます。

そうこうしているうちに、獣道はいよいよ林に入り、急斜面になっていきます。恐らく雨が降ってぬかるんでいたら、歩くことすら困難だと思います。

山林に囲まれた風景
かなり山深くなってきました。

やがて、道というよりただの斜面になり、周囲の枝を掴みながら、慎重に進んで行きます。軍手のようなものがあると便利です。

急斜面を下る
枝に捉まりながら斜面を下っていく。

ようやく川が見えてきました。滑り落ちるようにして、斜面を一気に下ります。国道から脇道に入って、およそ15分の道程でした。

誰もいない河原

人影の無い河原
見渡す限りの大自然です。

これぞまさに、私が求めていた風景でした。両岸を切り立った崖に挟まれ、見渡す限り、人間が到達できる道はありません。人家も道路も離れているので、木々のざわめきと鳥や動物の鳴き声だけが響き渡っています。

まさに手付かずの自然、秘境です。ここが首都圏とはとても思えません。

蛇行する川
川はくねくねと曲がりくねっています。

川は透き通っていて、青々としていました。

青々とした水面
水が透き通っていてきれいです。

当日は、比較的暖かい気候でしたが、それでも川の水は冷たく、少し手を漬けているだけで、手が真っ赤になるほどでした。

凍り付いた湧き水
染み出す水が凍り付いています。

崖から染み出す湧き水も、水温が低いためか、凍り付いていました。

もう少し上流に行くと、青野原キャンプ場があるはずですが、川が蛇行しているため、先がどうなっているのか確認できません。草が茂っていますが、歩くことはできるので、河原伝いにキャンプ場まで行けそうです。

畑の脇のあぜ道
未舗装の道を歩いていく。
放水のサイレン設備
ダムの警報設備がありました。
藪の合間を歩く
川の流れる音が聴こえます。
崖に囲まれた河原
ようやく河原に到着。
石がたくさん転がっている
大きめの石がごろごろ転がっています。
道志川の岩壁
切り立った岩壁が美しいです。
探索日
2010/01/21