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立石バーガーに行ってみた
立石バーガーに行ってみた
ネットで話題の「立石バーガー」に行ってみました。
場所は、京成線の堀切菖蒲園駅。駅から立石バーガーまでは、線路沿いの細道を進んで、大通りを右手へ。一つ目の信号の左手にお店があります。徒歩5~6分ほどの道のりです。
立石バーガーは、気付かないほど小さな建物。そして、普通の人ならパン屋だと思わないであろう飾らない外観が特徴です。
ご存じない方のためにご説明しておくと、このお店が有名になったきっかけは、店主手作りのユニークな自動販売機がネットで話題になったことでした。ざっと見た感じ、お金の投入口が、店の正面に4つ、右側面に1つあります。一つずつ見ていきましょう。
まずは、正面左側。
「立石バーガー 自動販売機?」という看板と、「100円」という表示があるコインの投入口。全体的に荒い造りと「?」の文字が不安をかき立てますが、「出ない時押してください。」と書かれたボタンがあり、手厚いサポート体制が窺えます。なぜかここだけハングル表記もあり、良心的です。
試しに100円玉を入れてみると、見事、紙に包まれた立石バーガーが落ちてきました。
次に、正面右側。
右側には、下段に「自販機 手わたし」と「気球的 自販機」の2種類があり、上段には「ロイヤル立石バーガー」の自販機もあります。「手わたし」の自販機では、「串カツバーガー 150円」、「気球的」の自販機では、「カレーバーガー 150円」が販売されていました。(時期により、購入できる種類は異なるようです)
両方試してみたかったのですが、小銭が足りなかったため、「気球的」のほうだけ挑戦しました。
150円を投入し、待つこと数秒…、しかし何も起こりません。すると、上の窓から店主が声を掛けてくれました。「150円入れましたか?」と聞かれたので、「はい」と答えると、店の奥の方にある仕掛けを動かして、自販機を強制的に作動させてくれました。気球が持ち上がり、ヒモで吊されたカレーバーガーが下りてきました。優しい着地です。
カレーバーガーは、立石バーガーとは異なり、サランラップにくるまれていました。
最後に、建物右側。
こちらは、「ジャンピング食パン」自販機です。この時は試しませんでしたが、食パンが転がって出てくる仕掛けのようです。看板が色あせていて、なんて書いてあるのか読めません。
店内にも入ってみたかったので、「中で食べてもいいですか?」と声を掛けて、扉を開けました。店主も「どうぞ」と言ってくれたので、さっそく中へ。一応、店内にはイートインスペースがありました。
すると、早くも異変に気付きます。すごく暑いのです。
この日は、外で立っているだけで汗が噴き出すほどの夏日でした。当然、店内は冷房が効いているのかと思いきや、客席には扇風機すら無く、窓から吹き込む風が頼み。店内の温度計は、37度を指していました。
店内のガラスケースには、自販機で売られている以外の商品も陳列されていて、「あんぱん」「クリームパン」「サンドイッチ」なども並んでいました。気になるのは、このガラスケースが冷蔵庫ではなく、サンドイッチ類も常温で保存されているという点。そして、自販機のバーガーがスタンバイしているのも、室温37度の店内であること…。
いや、この店で細かいことを気にしてはいけないのです。
店内を見回すと、「くずし寒天 三五〇円」や「ホットケーキ 二八〇円」などのメニューもありました。立石バーガーを喫茶店代わりに使うのも良いのかもしれません。暑い日は避けたいところですが…。
肝心の味ですが、立石バーガーを食べた友人の話だと、「意外と野菜がしゃきしゃきしていて良かった。パンが固めでしっかりしていて、某マク○ナルドより美味い」とのこと。
一方で私の食べたカレーバーガーは、カレールウとトンカツが挟まっていたのですが、全体的にパサパサしていて、バンズもまるで食べかけのようにちぎれた形状で、正直売り物としてはどうなんだというレベルでした。
恐らく、比較的売れている立石バーガーに対して、カレーバーガーは長時間売れ残っていたため、乾燥してしまったのだろうと思います。サランラップの包み方もゆるゆるで、これで直射日光が当たる場所に放置していたら、乾いても仕方ないなーという感じでした。
今回食べられなかったメニューがたくさんあるので、これに懲りずに、また機会があればチャレンジしようと思います。
- 投稿日時
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2014年08月03日
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