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ボードゲームアルゴリズム研究会
ボードゲームアルゴリズム研究会
先日(1/8)、「ボードゲームアルゴリズム研究会」というイベントに参加してきました。先月「アナログゲーム会」に参加したばかりですが、近頃アナログゲームの楽しさに目覚めてしまったようです。
会場は、東京大学(本郷)の工学部2号館。
場所柄、何かアカデミックなことをやるのかと思いましたが、結局はゲームで遊んで終わりでした。どれも初めてやるゲームでしたので、私にとっては良い勉強だったと思います。
今回やったゲームは、次の3つです。
・人狼
「レジスタンス」の源流的ゲーム。レジスタンスが“ミッションの成功”を目的にしているのに対し、こちらは“悪者探し”をひたすら続けます。
初心者同士だと、喋る取っ掛かりが掴めず、結局よく喋る人が次々吊られていく展開になります(笑)。とりあえず、霊能者か占い師に名乗り出てもらわないと、村人に勝ち目は無いようです。
「一度脱落すると、ゲーム終了まで参加できない」「進行役が必要」といった問題点があり、それらが上手く改善されているレジスタンスの方が、私は好きです。
国の領主になって、国土を拡張していくゲーム。金貨や領土のカードを自分のデッキに放り込んで膨らませていくことで、勝利ポイントを増やしていくという、独特なルールです。
慣れないうちは、ゲームの流れに付いていくのがやっとで、戦略やらカードの特殊効果やらを考える余裕はありませんでした。
拡張パックが多数販売されているらしく、やればやるほど奥深いゲームのようです。
名作と謳われるゲーム。7人まで遊べます。
プレイヤーは、各ターンごとにキャラクターを選び、キャラクターの特性に応じた様々な効果を享受しつつ、建物を建てていきます。誰かが建物を8つ建てた時点でゲームが終了し、建物の数に応じて得られる点数で順位が付きます。
選ぶキャラクターによって情勢が大きく変わるため、綿密な思考力が求められます。誰か一人が飛び抜けてリードしにくいルールなので、最後まで決着が分かりません。
ルールは多少複雑ですが、1回やると、その戦略性や面白さが分かります。とてもバランス良く作られたゲームだと思いました。
いくつかのボードゲームを比較しながら遊んでみると、「これはルールが良くできてる」とか、「これは○○の欠点を上手く潰している」とか、ボードゲームの作り手の意図とか工夫が見えてきて、とても勉強になりました。
そして、参加者にIT系のプログラマーが多かったのが意外でした。
- 投稿日時
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2012年01月11日
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