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秩父散策~(1)吾野
秩父散策~(1)吾野
先日、秩父へ産業遺構巡りに行ってきました。かつて、鉱山の町として栄えていた頃の秩父の姿を、あちらこちらで目にすることができました。
例によって長くなりそうなので、4回に分けて掲載します。第一回目は、吾野のレポートです。
朝10時、吾野駅に降り立ちました。天候は曇りがちでしたが、散策には良い天気です。
秩父地方の各所がそうであったように、吾野もかつては、石灰石の採掘で賑わった町です。駅のすぐそばには、西武建材吾野鉱業所があり、貨物列車への積み込みに使われていたホッパービンが、今なおそのままの形で遺されています。
鉱業所は、今も現役で操業中ですが、恐らくトラック輸送に完全に転換され、鉄道輸送は行われていないのでしょう。
採掘場は下から見ることができず、回り込んでその様子を窺えないかと、山に入りました。
吾野駅を西に進んだところにある踏切を渡り、岩殿観音への案内が書いてある道に入ります。でかでかと案内板が立っていたので、よほど整備された道なのだろうと安心していましたが、散々な目に遭いました。。。
事前に調べは付いていたので、道に迷うことはなかったのですが、とにかく草木が茂っていて、前に進めない。それでも、タオルで雑草や虫をかき分けながら進んでいきましたが、10分くらい進んだところで、背丈ほどもある雑草に完全に覆われてしまい、断念しました。
道は実際に存在しているようで、途中、案内板もありましたし、行く先に赤い旗が連なっているのが見えたので、草さえなければ、先に進めたのだと思います。まあ、季節が良くなかったのでしょう。冬に来れば状況は違っているのかもしれません。
諦めて山を下り、予定より早い列車で、次の目的地、三峰口へ向かいました。(次回に続く)
- 投稿日時
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2009年07月16日
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