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レゴランド・ジャパン(名古屋市)へ開業初日に行ってみた
レゴランド・ジャパン(名古屋市)へ開業初日に行ってみた
たまたま名古屋で前泊する用事があったので、オープン初日のレゴランドに足を運んでみました。
開業日はあいにくの雨模様。思っていたほどの混雑は無く、最寄り駅まで乗車するあおなみ線も、乗客はまばらで全員着席できる状態でした。(あおなみ線は、名古屋駅からレゴランド最寄り駅までノンストップ列車を走らせたり、駅構内にロープを張って混雑対策を行ったりしていましたが、空振りに終わったようです)
私がレゴランドに入場したのは、開業まもない午前10時半ごろでした。報道陣が集まっていたこともあり、それなりに賑わっているように見えました。
レゴランドは、全てのものがレゴで造られている、という世界観。どこを見てもカラフルで楽しくなる雰囲気なのですが、なんかちょっと物足りない感じ。レゴという縛りがかえって表現を狭めてしまい、寂しい感じにしているような気がしました。
あと、ちょっと遠くに目をやると、道路の高架や埠頭の風景が見えてしまうのが惜しいですね。
人気アトラクションの一つ、「ファクトリーツアー」は、レゴが作られている工場を見学できるというもの。
30分ほど待った後、工場のような空間に通されました。レゴを模したデザインになっていて、カラフルです。
「なんか思ってたのと違う」感が満載でしたが、なんと、本物の工作機械が設置されていて、実際にレゴブロックの生産も可能とのこと。(この時は故障で稼働していませんでしたが)
あとは、レゴランドの一番の見どころといえば、やはり「ミニランド」でしょうか。レゴで日本各地の街や建物が再現されています。
約1千万個のレゴブロックが使われているらしく、関東や関西だけでなく、地元名古屋の建物も再現されています。
ミニランドは一見の価値ありです。下手なアトラクションよりも、ずっとテンションが上がると思います。
園内には、いくつも飲食店がありますが、私は「レゴシティ」エリアにある「ブリックハウスバーガー」で昼食を食べました。ビーフ100%パテが売りのハンバーガー店です。
エリア的には最奥部に位置するため、比較的混雑が無く、落ち着いて食べるには良いと思います。
ハンバーガーのセットで約1,400円。もちろん高いとは思いますが、テーマパークなのでこんなものではないでしょうか。けっこう美味しかったです。
オアシス・スナックというお店では、レゴブロックの形をしたフライドポテト「レゴポテト」を購入できます。レゴポテトは、450円でした。
レゴランドは、子どもをターゲットにしているため、そもそも大人が遊べるアトラクションが限られています。そんな中で一番面白かったのは、リアルな潜水艦を体験できる「サブマリン・アドベンチャー」。
レゴダイバーの一員になって、海底に眠る古代遺跡を探検するという内容。実際に水中に潜って、本物の魚が泳ぐ様子を見ることができます。
レゴをモチーフにした遺跡をよく見ると、レゴで作られた魚やキャラクターが潜んでいます。
こちらのアトラクション、午後は空いていたので、2巡目にトライ。左右どちらも見どころがあるので、2回乗るのがおすすめです。
あと、遊園地といえばジェットコースターということで、レゴランドが誇る絶叫マシン「ザ・ドラゴン」に乗ってみました。「ザ・ドラゴン」は、最奥部の「ナイト・キングダム」エリアにあります。
こちらも、さほど並ばずに乗れました。ふだん絶叫系にはほとんど乗りませんが、ほどよい刺激で楽しめました。やはり子ども向けに調整されているようです。
さて、開業前から「料金が高い」と話題になっていたレゴランドですが、実際6,900円の入場料に見合う内容だったかで言うと、天候不良もあって、正直微妙でした。ただ、午後からは徐々に客が少なくなり、多くのアトラクションが待ち時間なしで利用できるようになったため、TDRやUSJに比べてストレスフリーな環境であることは(逆に)良かったかもしれません。好きなアトラクションに好きなだけ乗れるという意味では、6,900円の元を取ることはできるでしょう。
致命的なのは、大人が楽しめるアトラクションが少ないこと。そもそものターゲットが子連れの家族だというのは知りつつも、お金を落とすのは大人。落ち着いた環境で子どもを遊ばせたいというニーズには応えられるものの、大人同士で来るには乗れるアトラクションが少ない&一つ一つがショボいため、6,900円という価格設定がどうしても高く感じられました。このあたりは、今後のアトラクション拡充に期待したいところです。
- 投稿日時
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2017年04月01日
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