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滝沢ダムのループ橋と浦山ダムのダムカレー
滝沢ダムのループ橋と浦山ダムのダムカレー
埼玉県秩父市にある滝沢ダムに行ってきました。利根川・荒川水系に造られた重力式コンクリートダムで、埼玉県内最大の規模を誇ります。
ダムの規模もさることながら、ひときわ目を引くのが、堤体の眼の前に架かるループ橋です。このループ橋は、「雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)」と名付けられ、滝沢ダムのシンボル的な存在になっています。
V字谷のはるか上空を結ぶ2つの橋梁には、それぞれ「大滝大橋」「廿六木(とどろき)大橋」という名前が付けられています。優雅なカーブが描く美しいデザインは、数々の建築賞を受賞しているそうです。
脇道から谷底に下ると駐車場が整備された広場があるため、手軽にループ橋の下にアクセスできます。下から眺めると、改めてループ橋の大きさに驚きます。スマホのカメラだと、2本の橋梁を収めて撮るのが難しいほどです。
ループ橋をくぐってまっすぐ行くと、ダムの堤体に突き当たります。一般人は、ここから内部へ入ることはできませんが、作業車用の道路になっているようです。
雷電廿六木橋は、ループによって標高を稼ぎ、堤高132メートルの滝沢ダムを超えていきます。落差は120メートルにも達するそうです。このため、下流側の橋の方が高く、2つの橋梁の落差もかなり大きくなっています。
ちなみにこの日、浦山ダムにも行きまして、併設の資料館内にある「さくら湖食堂」で、名物ダムカレー(750円)を食べました。女将さんが一人で作っているようで、団体の来店があると大変そうでした。ハムカツ(旧秩父橋に由来する天端デザインの再現)とゆで卵(水質観測装置の再現)が乗っているのがここの特徴みたいです。
あと、ダムラーメンというのもありました。こちらは、堰き止めている感じは全く無いですが、堤体を模したカニカマが特徴です。観測装置のゆで卵も健在ですね。
- 投稿日時
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2016年02月06日
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