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東京拘置所矯正展(東京拘置所のイベント)・旧庁舎見学
東京拘置所矯正展(東京拘置所のイベント)・旧庁舎見学
東京拘置所矯正展に行ってきました。
東京拘置所は、葛飾区小菅(こすげ)にある日本最大の拘置所。拘置所とは、刑事裁判中の被告人や、刑の執行・移送を待つ受刑者を一時的に拘留する施設です。
死刑執行を待つ死刑囚を収容する役割もあり、オウム真理教の麻原彰晃氏など、名だたる死刑囚が、今まさにこの施設で死刑執行を待っている状態です。拘置所の地下には、死刑執行のための設備もあります。
矯正展は、こうした施設の運営に関して、地元の理解を得ることなどを目的に2年前から開催され、今年で3回目。毎年有名人を招いていて、今年は元AKB48の篠田麻里子さんが来ていました。
東京拘置所の建物は、電車から遠目で見ることはありますが、こんな間近で見るのは初めて。地上12階建てで、南北にV字の舎房があり、なんとも威圧的な建物です。
普段も面会者の立ち入りは可能ですが、通常、敷地内の撮影はNG。過去の矯正展では、建物の撮影を控えるように指示された人も居たそうですが、今回そういった指示はありませんでした。これだけ自由に拘置所の建物が撮影できるのは、貴重な機会です。
今回の目的の一つだった東京拘置所の旧庁舎。監視塔を備えた洋風建築で、昭和5年の小菅刑務所オープン時に完成。外観は、空に舞い上がろうとする大鳥をイメージしているとのことです。
「開かずの門」として観光地化されているこの門は、小菅刑務所の前身である「東京集治監」当時の門を、記念に遺したものだそうです。小菅刑務所となって以降は、決して開けられることが無いため、「開かずの門」と呼ばれています。
矯正展には、企業や自治会などが多数の屋台を出店していました。私が行った時には、残念ながら売り切れでしたが、拘置所内の食事を再現した弁当が人気でした。ホットドッグや焼きそばなどが200~400円と、全体的に物価は安め。全国に2台しかないという「移動松屋」も来ていました。
ちなみに、パトカーの乗車体験があったので、乗ってみました。運転席と後部座席(犯人)が選べたので、後部座席を選択。「オラっ、早く乗れ!」と警官も迫真の演技(?)で、すっかり犯人気分でした。
年に一度、貴重な体験ができる東京拘置所矯正展ですが、東京拘置所もパトカーも、現実世界ではお世話にならずに過ごしたいものです。
- 投稿日時
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2014年10月04日
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