式根島 旅行・観光ガイド ブログ
式根島 東海汽船ジェット船
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式根島とは
式根島は、東京都心から南へ約160km、人口約600人、面積はわずか約3.7平方kmという小さな島です。
坂のアップダウンはあるものの、島の最高峰が100メートルとさほど高低差がなく、全体的には平坦な地形となっています。
行政区分上、式根島は新島村に属しており、また、新島まで3km程度しか離れていないため、歴史的・文化的に新島との結びつきが強いようです。
海水浴客が多いようですが、島内には温泉も多く自然も豊かなので、近年観光客の目的は多様化してきているようです。
セブンアイランド「虹」
式根島へは、竹芝から客船、およびジェット船が出ているほか、下田港からも貨客船が出ています。
また、新島からは連絡船「にしき」が行き来しているため、新島まで空路(新中央航空)で行って、新島から連絡船を利用する方法もあります。
今回は、竹芝からジェット船で式根島に向かいました。
なお、ジェット船を利用すると、伊豆大島、利島、新島の順に停泊し、式根島は4つ目の寄港地となります。竹芝からの所要時間は、約3時間です。
神津島行きのセブンアイランド1220便に乗船しました。船は、セブンアイランド「虹」でした。
セブンアイランドは「愛」「夢」「虹」の3隻があり(訪問当時)、船体のカラーリングが異なっていますが、いずれもボーイング929と呼ばれるタイプです。
一般にはジェットフォイルと呼ばれる船で、航空機と同じようなジェットエンジンにより、船体を浮かせながら推進力を得ることで、高速に航行できます。最高時速は80kmとのこと。
海上から見る羽田空港や東京湾海堡は、セブンアイランドに乗った際にはぜひ見ておきたいスポットです。
特に、明治時代に東京湾に造られた第一・第二海堡は、立ち入りが禁止されていることから、通常近付くこともできず、定期航路の船内から眺めるしかありません。
今回、セブンアイランドからは、補修工事が進む第二海堡の姿を眺めることができました。
セブンアイランドは、走行時に船体を浮上させるため、水の抵抗を最小限に抑えながら高速で航行できます。一方で、海洋生物(主に、クジラとイルカ)との衝突事故が何度か発生しているそうです。場合によっては、重傷者を出す事故にもなることから、シートベルトの着用が促されていました。
伊豆大島を出たセブンアイランドは、次の寄港地である利島へ。
竹芝からおよそ3時間弱で新島に到着しました。
今回の目的地、式根島までは、新島からさらに15分ほど掛かります。
新島にはちょうど「さるびあ丸」が入港していました。
- 探索日
- 2012/09/14 - 15
このレポートには、さば柄氏 ・ nokinoshi氏 からご提供いただいた写真が含まれています。
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