小値賀島 旅行・観光ガイド ブログ
小値賀島へのアクセス 高速船シークイーン
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小値賀島(おぢかじま)について
小値賀島は、長崎県の五島列島北部にある島です。日本の原風景が残る島として観光客に人気があり、島の暮らしを体験できる民泊や古民家ステイなどが人気です。
小値賀島の周囲には5つの有人島があり、そのうち2島は橋で結ばれています。小値賀島単独の人口は2400人ほどあり、恵まれた漁場を活かした漁業や、肉牛・米の生産が盛んです。
主な交通手段としては、佐世保港からの高速船「シークイーン」と「フェリーなるしお」があります。また、博多港を起点とする「フェリー太古」の寄港地にもなっています。島内には空港もありますが、現在は定期便の運行はありません。
小値賀島へ行く
今回は、長崎空港から乗合ジャンボタクシーで佐世保に移動し、佐世保港から高速船を利用しました。
佐世保港は、各方面の船舶航路が乗り入れているだけでなく、米軍基地や自衛隊基地が立地し、造船会社のドックも建ち並んでおり、経済の集積地となっています。駅前には、今時な感じのショッピングモールがあり、食事や物資の調達には困らない環境です。基地関係者なのか、欧米系の家族をよく見かけました。
ちなみに、佐世保港にはフェリーターミナルが2箇所あり、小値賀島方面の船に乗船する場合は、埠頭の末端にある「鯨瀬フェリーターミナル」まで歩く必要があります。意外と駅から距離があるため、時間に余裕を持った行動が必要だと思いました。
鯨瀬フェリーターミナルは、ちょっと古めの建物で、内部は薄暗くなっています。ビルの4階は展望台として無料開放されていて、佐世保港を一望することができます。
いよいよ乗船です。桟橋を渡り、乗船口から船に乗り込みます。
高速船というと、ジェットホイルのような船を想像していましたが、「シークイーン」は、「高速船」という割には見た目普通の中~小型船です。(シークイーンを運航する九州商船は、他に「ぺがさす」「ぺがさす2」というジェットホイルを保有しているようです)
シークイーンの船内は、高速船としては広々としていて、過ごしやすい空間が確保されていました。ジェットホイルでは、座席に座るのが基本ですが、シークイーンでは横になるスペースもあります。
肝心の乗り心地ですが、“ちょっと馬力のある普通の船”という感じでした。つまり、正直それなりに揺れます。ジェットホイルのような滑らかな乗り心地を期待していると、船酔いするかもしれません。高速船という体裁上、外に出られないのがキツイですね。
途中、宇久島を経由して、小値賀島まではおよそ1時間50分掛かります。ちなみに、「フェリーなるしお」を利用すると、佐世保~小値賀間は2時間40分となります。
シークイーンは、小値賀島の小値賀港(笛吹港)に入港します。乗船客の乗り降りが終わると、船は、次の停泊地である中通島の有川港へと向かいます。
- 探索日
- 2015/04/30 - 05/04
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