神津島 旅行・観光ガイド ブログ
神津島へのアクセス・神津島空港
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神津島について
神津島は、面積18.5平方kmほど、周囲約22kmの島で、人口はおよそ1800人です。式根島の南西約10kmに位置しています。
東海汽船が運航している高速船「セブンアイランド」の終着地であり、大型客船も、神津島から先の島は別の航路のため、神津島で折り返しとなります。下田港から神新汽船の「フェリーあぜりあ」が運航されているほか、夏場は、熱海からも高速船が2便運航されます。
伊豆諸島の他の島と同様、海底火山の噴火によりできたと言われています。続日本後記によると、承和5年(838年)に始まった噴火の堆積物によって形成されたと読み取れるそうです。地質は流紋岩質で、白っぽい地層が神津島の特徴になっています。
島の主要産業は、漁業と観光業だそうです。神津島は、海水浴客だけでなく登山客にも人気で、そのほとんどは、島の最高峰である天上山が目当てです。
調布空港から神津島へ
今回は、調布飛行場から新中央航空を利用しました。この日は快晴で、予定通りの運航でした。
神津島空港は、島の南端に位置する都営空港です。滑走路は800メートルしかなく、まさにドルニエ専用の空港といえます。調布空港とは3往復便が運航されています。標高138メートルにあり、集落からはだいぶ距離があるため、宿の送迎や村営バスを利用する必要があります。
空港のターミナルビルは、緑をアクセントとしたコンパクトな建物。1992年に開港した当時のままだと思われます。
空港の待合ロビーには、地元の小学生が作った神津島の紹介パンフレットが置いてありました。興味深かったのは、神津島で老人から若者まで使っているという「神津弁」。大きいことを「イカイ」、小さいことを「チンゴイ」、お酒に酔うことを「ヨッタクレル」などと言うそうです。
ターミナルビルには、送迎デッキもあり、到着した飛行機を見下ろすことができます。
- 送迎デッキからは、滑走路を眺めることができる。
地図には書かれていませんが、空港の周辺には、火葬場や島民向けの運動公園などの施設が点在しています。
空港から集落までは、都道224号線が通じています。実は、西側を回る近道もあるのですが、道が狭く、勾配がきついため、島の人もあまり使わないそうです。
- 探索日
- 2015/04/18 - 19
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