小海線 旅行・観光ガイド ブログ
小海線 撮影地・大曲 撮影ポイント
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小海線(八ヶ岳高原線)とは
小海線は、JR線としては最も高所を走る鉄道で、山梨県の小淵沢から、長野県の小諸までを結んでいます。駅や列車内では、愛称である「八ヶ岳高原線」と案内されることがあります。
標高1,345メートルの野辺山駅をはじめとして、1,000メートル以上の駅が8駅あり、雄大な山々に囲まれた沿線風景が人気の観光路線です。
今回は、小淵沢駅から小海線に乗り、野辺山と佐久広瀬の2駅で下車し、周辺を散策しました。
小海線の起点
小淵沢駅は、八ヶ岳高原の山梨県側の玄関口として知られる、小海線の起点駅です。東京から来る場合、当駅まで中央線を乗り継ぎ、小海線に乗り換えます。
地図を見ると、町全体が傾斜地にあり、八ヶ岳南麓に位置していることが分かります。ここから、小海線でさらに高地へ向かうわけですが、小淵沢駅でも既に標高880mあります。訪問したのは8月でしたが、比較的過ごしやすい気温でした。
撮影地点まで歩く
小淵沢には、小海線を撮影するのに有名なポイントがあります。今回は、あえて小海線を数本見送って、撮影を試みました。
「大曲」と呼ばれるそのポイントは、小淵沢駅を出た小海線が、南アルプスを背景にして大きくUターンする場所で、高原鉄道としての小海線を象徴する風景でもあります。
- 線路と撮影ポイントの位置関係。
地図を頼りに、小淵沢から田畑の間を縫って歩いていきます。地図の上では、そう遠く見えない位置にありますが、高原という特性上直進できないので、うねうねとした小道を多用しながら、アップダウンの激しい地形を進んでいきます。
途中、小淵沢インターチェンジのそばを通っていきます。既に周囲には雄大な山々が見え、高原の趣です。
大曲の撮影地
ようやく大曲の撮影地に到着。結局、早歩きでも片道30分くらいかかりました。
- 大曲の撮影ポイントに到着。
大曲という呼び名通り、大きくカーブしながら傾斜を登っていくポイントです。かなり大規模なカーブですが、一帯に遮蔽する建物が無く、カーブを走る列車を存分に撮影することができます。
- 撮影ポイントには先客がいました。
- モラルに欠けた鉄道ファンを諭す立て札。
「大曲」は全体的に盛り土になっていて、近距離では、見上げる構図での撮影になってしまいます。今回は、雄大な山々を背景にしたかったため、カーブの内側から狙う形にしました。
カーブの内側には既に先客がいて、場所取りをしていました。あとから来た我々も、邪魔にならないよう注意しながら、撮影ポイントを探りました。
列車が来るまで、しばらく待機。それにしても、青々とした水田が広がり、のどかな風景ですね。
ほどなくして、列車がやってきました。キハ110系の2両編成です。南アルプスを背に走る風景は、ここでしか見られない絶景です。
ちなみに、ここを走る列車の車窓からも撮影。車内からだと、こんな感じに見えているんですね。
- 探索日
- 2009/08/28
このレポートには、nokinoshi氏からご提供いただいた写真が含まれています。
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