北大東島 旅行・観光ガイド ブログ
北大東島への行き方・沖縄海・秋葉神社(天狗岩)・北大東空港
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北大東島とは
北大東島は、沖縄本島から東へおよそ360km離れた絶海の孤島です。南大東島・沖大東島とともに、大東諸島を形成しています。周囲18.3km、面積は11.94平方kmで、隣り合う南大東島に比べると小ぶりな島です。
珊瑚礁が隆起してできた島であり、南大東島と同様、島には鍾乳洞が数多く存在するといわれています。
北大東島へのアクセス
北大東島へは、那覇空港から琉球エアーコミューターが一日一往復運航しています。曜日によって、那覇→南大東→北大東→那覇か、那覇→北大東→南大東→那覇が入れ替わります。南大東島とは違い、航空機で上陸して滞在しようとすると、日帰りができません。
一応船便もあり、那覇から貨客船「だいとう」が不定期に就航しています。ただ、出航するかどうかが前日まで分からないことや、片道13時間もかかることなどから、観光客の利用には向きません。
北大東空港
北大東空港は、島の東側に位置する島内唯一の空港です。1,500メートルの滑走路を有し、DHC8-Q100が発着します。
- 北大東空港の入口にあるモニュメント。
島の中心部である中野地区からは、若干離れており、観光客は宿の送迎などに頼る必要があります。
一日一便しか発着しない空港ですが、建物はそれなりに立派。島の玄関口として、村が力を入れていることが窺えます。駐車場には、多くの車が駐まっていましたが、台数からすると、島外に出掛けた島民のものではないかと思います。
- 北大東空港の入口。
- 北大東空港の待合ロビー。
空港のターミナルビルには、展望台があり、広い滑走路を眺めることができます。
私は今回、南大東島滞在後に、琉球エアーコミューターで北大東島に渡って来ました。往路・復路とも琉球エアーコミューターを利用する場合は、南大東→北大東へ渡る便も含めて往復割引が適用されるようです。
空港は、島の南地区と呼ばれるエリアにあり、近くには、広大な貯水池があります。
秋葉神社と天狗岩
秋葉神社は、空港近くにある神社。火の神が祀られていて、無病息災を祈るのだそうです。社殿は小さく、ちょっとした広場があるだけという感じでした。
ブルーシートで覆われた一角は、相撲の土俵とのこと。ここでは、島の相撲行事が執り行われているそうです。
- 空港の近くにある「秋葉神社」。
秋葉神社の手前にある小高い丘のようなものが天狗岩です。裏から回り込むように階段を登っていくと、天狗岩の拝所があります。
- 秋葉神社の隣にある天狗岩。
階段の周りは茂っていて、とても風景を眺められる感じではありませんでした。訪問時には気付きませんでしたが、拝所の先に、岩をよじ登る道があったそうです。
- 道路をカニが歩いていた。
沖縄海
沖縄海は、砂浜が無い北大東島で、唯一海水浴ができる場所です。
北大東島は、南大東島と同様に、周囲を断崖絶壁で囲まれていて、海岸に近づける場所が限られています。また、島の周囲は急に水深が深くなっており、遊泳には適しません。
このため、岩場を掘り込んで人工のプールを造り、子どもたちの遊び場にしているのです。これは、南大東島の塩屋海岸や海軍棒と同じですね。
沖縄海は、空港のターミナルビルからみて、滑走路を隔てた真裏に位置しています。滑走路をぐるっと迂回する必要があり、空港からでも、徒歩だとなかなか時間がかかります。
- 沖縄海には砂浜もある。
一応、砂浜もあり、まるで天然のビーチのようです。時折、波も打ち寄せてくるため、プールの中には、海水と一緒に、様々な生き物が入ってきます。
ちなみに、この場所は、沖縄県で最も東に位置するらしく、「沖縄最東端の碑」が建っていました。(最東端と言われても、沖縄県外から来た人はピンとこないかもしれません…)
- 沖縄最東端のモニュメントが建っていた。
- 探索日
- 2013/05/01 - 03
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