相模川の中州(諏訪森下橋・大嶋坂) 旅行・観光ガイド ブログ

相模川の中州(諏訪森下橋・大嶋坂)

諏訪森下という中州

諏訪森下とは、相模川にある大きな中州の名称です。橋本の自宅から自転車で25分の上大島という地区にあります。

諏訪森下周辺の地図
地図で見ると、その大きさがわかります。

諏訪森下橋という細い橋一本のみで河岸と繋がっていて、中州に出入りするには、この橋を渡るしかありません。

まるで要塞のようなこの中州には、広大な田畑が広がっていて、中州を一周するように農道が整備されています。民家は無く、普段は無人になるようです。

今回は、夏・冬それぞれの季節の表情をご紹介します。

夏の風景

大嶋坂の起点
今から大嶋坂を下ります。

上大島のバス停を過ぎると、相模川に向かって急激に標高が下がっていきます。落差60mともいわれる河岸段丘です。

坂を上る車
自動車でもきつい勾配が続く。
大嶋坂からの景色
坂の上から見るのどかな風景。

坂を下っていくと、雄大な相模川が姿を現します。

鮎釣りを楽しむ人々1
鮎釣りを楽しむ人々。

訪問したのがちょうど鮎釣りの時期だったらしく、川には多くの釣り客がいました。

鮎釣りを楽しむ人々2
季節感があって良いですね。

中州の様子はどうでしょうか。諏訪森下橋を渡り、中州へ足を踏み入れてみます。

中州の田んぼ1
中州の田畑は一面青々としていました。

田植えが終わり、青々とした稲が一面に広がっています。農家の方々が、熱心に手入れをしていました。

中州に咲くひまわり
ひまわりが咲いてました。

冬の風景

冬の諏訪森下は、また違った表情を見せてくれます。

相模川の川面
諏訪森下橋から見た相模川。

一面に広がる田畑は、ひと通り刈り取られ、見渡す限りの荒野が広がっています。もちろん、田畑を手入れする農家の姿はありません。

中州に広がる田園地帯
刈り取られて何も無い田園。

ただ、橋を渡ったところにゲートボール場があるので、ある程度人の往来はあるようです。

中州の農道
中州を囲むように走る農道。

時折、散歩する親子や夫婦とすれ違いました。釣りのシーズンが終わり、農家も手を休めるこの時期は、都会の喧騒を離れて気分転換するのに良い場所かもしれません。

相模川清流の里の広場
坂を下り終えたところ。
中州の田んぼ2
外界から隔離された田園空間。
中州の用水路
用水路には豊富な水量。
探索日
2008/07/06
2008/02/20