北総線 観光スポット 旅行・観光ガイド ブログ
矢切の渡し 乗り場・柴又駅(京成金町線)・矢切駅
東京側の風景
矢切の渡しは、東京に唯一残る渡し舟です。
時間の都合で、北総線の新柴又駅ではなく、京成金町線を利用し、柴又駅で下車。江戸川方面に歩いて行きました。
徒歩およそ15分で、渡しの桟橋に到着。舟が来るのを待ちます。
東京都側の河川敷は、グラウンドやランニングコースが整備され、多くの人々が行き交っていました。史跡を訪れたという感覚はありません。
江戸川を渡る
10分ほど待っていると、向こう岸から舟がやって来ました。
桟橋を進み、船頭さんに直接手渡しで運賃を支払います。運賃(片道)は、大人:100円、子ども:50円です。
観光地とはいえ、ただの渡し舟ですから、何か観光ガイドのようなものを期待してはいけません。
船頭さんと世間話をしながら、対岸までのわずかな時間を過ごしていました。「河原のゴミ拾いは皆ボランティアなんですよ」とか「昔に比べて水質はだいぶ良くなりましたね」とか「大雨だと桟橋が流されちゃうので、いつもちゃちなつくりなんです」とか。
同乗者は他に一組だけで、のんびりとした時間が流れていました。
松戸側の風景
松戸側の河川敷は草木が生い茂り、東京側とは対照的です。周囲は、まだ宅地開発が進んでおらず、これほど都心に近い位置にありながら、のどかな田園風景を残しています。
矢切駅までの道程は長く、徒歩でおよそ40分ほどかかりました。観光地の割には、駅までの案内表示は少なかったように思います。
- 探索日
- 2010/10/17