チェコ鉄道の旅 旅行・観光ガイド ブログ

プラハの駅について

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チェコ鉄道の主要な駅

プラハ中心部の風景
夜のプラハ中心街を歩く。

チェコ共和国は、かつて隣国スロバキア共和国とともに、「チェコスロバキア」という社会主義国家を形成していました。現在は解体され、単独の資本主義国家となっています。かつて社会主義国家だったため、ヨーロッパの中でも独特の雰囲気があります。

今回は、チェコの国鉄にあたるチェコ鉄道に乗車し、各地を回りました。チェコ鉄道は、国が100%出資する株式会社で、主要都市を結ぶ鉄道網を運営しています。

首都プラハには、主要なターミナル駅が3箇所あり、行き先方面ごとに使い分ける必要があります。最も賑わっているのは、市の中心部にある プラハ本駅 (Praha hlavní nádraží) ですが、ドレスデンやウィーン方面の国際列車は、プラハ・ホレショヴィツェ駅 (Praha-Holešovice) にしか停車しないため、注意が必要です。

チェコ鉄道の各駅は、それぞれ地下鉄駅と連絡しており、地下鉄線に乗り換えることで、行き来できます。

プラハ地下鉄線連絡マップ。

プラハ本駅 (Praha hlavní nádraží)

プラハ本駅の一階エントランス
改修工事が完了し、近代的な雰囲気となった一階コンコース。

プラハの中心駅です。多くの列車は、当駅を始発・終点としています。一階にはコンビニや書店、衣料品店などが並び、多くの人々が行き交います。駅舎三階に上がると、アールヌーヴォー様式の装飾が施された丸天井を見ることができます。

地下鉄は、Hlavní nádraží駅(C線)が連絡しています。

プラハ・マサリク駅 (Praha Masarykovo nádraží)

プラハ・マサリク駅
夜のプラハ・マサリク駅は、独特の雰囲気が漂っていました。
プラハ・マサリク駅
プラハ・マサリク駅の留置線。

国内のローカル線の始発駅です。私は利用しませんでしたが、ネラホゼヴェス(Nelahozeves)方面の列車が発着するようです。

地下鉄は、Náměstí Republiky駅(B線)が連絡しています。また、プラハ本駅から徒歩連絡も可能です。

プラハ・ホレショヴィツェ駅 (Praha-Holešovice)

プラハ・ホレショヴィチェ駅のホーム
プラハ・ホレショヴィチェ駅は、市街地の外れにあります。

国際列車の一部は、この駅がプラハ市内で唯一の停車駅となります。ドレスデンやウィーンへ向かう場合は、この駅を利用することになります。

地下鉄は、Nádraží Holešovice駅(C線)が連絡しています。

市内の交通

プラハ市内を走るトラム
市街地を網の目のように走るトラム。

プラハ市内の地下鉄・トラム(路面電車)は、市内の移動には欠かせない乗り物です。チェコ鉄道の各駅にも連絡しているので、郊外に出掛ける場合にも利用する機会があります。

プラハ 路面電車

プラハ地下鉄 フローレンス駅
市街地の中心部に位置する地下鉄フローレンス駅。
プラハ地下鉄駅の駅舎
フローレンス駅の入口。

地下鉄・トラム・バスの切符は共通で、地下鉄駅の券売機のほか、タバコ屋(TABAK)や商店などでも購入できます。通常、トラムの駅には券売機が無いので、タバコ屋を探すか、最寄りの地下鉄駅であらかじめ購入しておきます(車内での購入は不可)。ちなみに、券売機はコイン専用なので、紙幣しか持ってない時は、駅の窓口か売店で購入します。夜遅くになると、窓口や売店は閉まってしまうため、注意が必要です。

切符は時間制で、Basic券は75分間有効、Limited券は30分間有効(トラム・バスでは20分間)で乗り換え不可。ただし、Limited券でも地下鉄線内の乗り換えは可能なので、地下鉄一回の利用ならLimitedで十分です。このほか、一日~数日間有効のフリーパスがあります。

トラムを多用する場合、咄嗟に駅周辺で切符が購入できないこともありますので、少々高価ですが、あらかじめ一日券を買っておくと、後々のトラブル防止になるかもしれません。

プラハ地下鉄の改札
券売機で買った切符を、自分で改札機に通します。
ホームへ下るエスカレータ
長いエスカレータで一気に下ります。
地下鉄の番線表示
地下鉄ホームの番線表示。
地下鉄C線の車両
地下鉄が駅に到着。
プラハ地下鉄の車内
地下鉄の車内は、赤を基調としたデザイン。

切符は、自分で改札機に通して時刻を刻印します。地下鉄は駅の入り口に、トラムは車内に改札機があります。検札は抜き打ちで行われるようで、無賃乗車はもちろんのこと、切符に刻印が無かったり、あっても違う向き、裏面などに刻印されていたりすると、罰金の対象となるらしいです。

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探索日
2009/07/25 - 30
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